アッシュの主成分は??
Googleでオイルアッシュで検索すると自動車技術会論文集というPDFが、現れると思うんですが、堀井さん草鹿さん達が書かれた研究論文が出てきます。オイルアッシュの成分については、この論文に書かれたことが結構わかりやすいんじゃないかなと思います。ちょっとだけ抜粋させていただきますと捕集されたPMは二酸化炭素として排出される。しかしながら、PM中には、再生により処理することができない、アッシュと呼ばれる物質が存在する。アッシュの主成分として、硫酸カルシウムや硝酸カルシウムなどが挙げられるとあります。この物質の中には、亜鉛、カルシウム、鉄などが含まれるようです。その鉄分が固まってそのまんま触媒に付着するということになるんでしょう。ということで、アッシュは自動再生で焼き切れないっていうことになるんですね。皆さんもよかったら検索してみてください。20230728
実は焼いても除去できないオイルアッシュ
【煤】ともうひとつ発生する【オイルアッシュ】
オイルアッシュとはエンジンオイルの添加剤が燃焼や熱によって酸化した残留物です。触媒の内部に堆積してDPFマフラーに悪影響を及ぼします。オイルアッシュが触媒に付着すると、触媒の効率が低下し、エンジン性能が低下します。DPFマフラーにオイルアッシュが堆積し、DPF再生は効率よく行われなくなります。そしてこのオイルアッシュの厄介なところが、DPF自動再生を阻害するのです。煤は焼き切れても、オイルアッシュは焼き切れないのです。
ディーゼル微粒子捕集フィルター【DPF】はこんな感じ…アッシュは燃えない…【煤殺し】の樋口さんに教えてもらう…トラック・農機・建機の触媒マフラー
新品の機械・中古の機械を買うときの覚悟
壊れているかもしれない
どんな状況であれ中古機械はそれまで使われていた機械です。故障が多くなったから売りに出したのかもしれません。壊れているかもしれないという覚悟は必要です。
修理が必要かもしれない
どこが不具合かによって違いますが、多大な修理費が必要になるかもしれません。
その日が寿命かもしれない
新品でも壊れるときは壊れます。最初から不調だったということもあります。中古ならなおさらです、家に持ってきたら動かないということもあるのです。
新品でも中古でも金属や樹脂で構成された機械です。寿命はいつなのか誰にも予測できません。
中古機中古車の状態の確認
中古機中古車を選ぶ際には、機体車体の状態を詳細に確認しましょう。外観だけでなく、エンジンやトランスミッション、ブレーキ、サスペンション、タイヤ、クローラー、油圧系統などの機構的な部分も注意深くチェックする必要があります。万が一自身で点検が難しい場合は、信頼性のある重機整備士自動車整備士に点検してもらうことをおすすめします。
機体車体の年式と事故の有無:
中古機中古車の購入前には、その機体車体の過去の歴史を知ることが重要です。走行距離、運転時間、前の所有者、過去の事故の有無、整備履歴などを把握することで、機体車体の状態と信頼性をより正確に評価把握できます。事故車の場合、修復箇所がきちんと直されていない可能性があるため、じっくり観察が必要です。災害に遭った水没車ではないか、盗難車ではないか、そんなことも念頭において機体車体確認することも必要です。
価格と市場調査:
中古機中古車の価格は様々な要因によって異なります。同じモデルや年式でも、販売店によって価格が大きく異なることがあります。中古機中古車市場の相場を調査し、他の販売店と比較することで、適切な価格で購入することができます。ネットオークションの価格もおおいに参考になります。また、価格だけでなく、機体車体の需要と供給にも注意を払い、特定の機種車種が信頼性が高く人気があるかどうかを確認することも大切です。
これらの注意点を頭に入れて中古機中古車を選ぶことで、より満足度の高い機体車体を見つけることができるでしょう。
中古建機を購入するときのワンポイントアドバイス【桂田興業さん】
農業機械の百科事典・・機械小僧さん
中古農機を修理再生して営む農業
岩手奥州市の機械小僧(ハンドルネーム)さんは、中古機械の修理と再生に取り組むことで、持続可能な農業経営を成功させています。
ドローンやAIを使ってのスマート農業への移行が進んでいる中、最新の農業機械を使うことなく、電子部品がほとんど使われていないトラクターなど、オークションや中古市場で手頃な価格で入手できる古い農業機械を整備して農業に取り組んでいます。
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